「アンコール!ヒストリート」第3弾の企画展として、「沖縄市の沖縄戦とコザ孤児院」を開催致します。
 今年で、「鉄の暴風」と形容された沖縄戦から72年が経ちました。沖縄戦では県民の4人に1人が亡くなりましたが、沖縄市では県の平均を上回る3人に1人が亡くなっています。また、沖縄戦は親兄弟のいない戦争孤児を数多く生み出しましたが、本市でも「コザ孤児院」でその受け入れを行っております。さらに、本市の字森根(現、嘉手納基地内)では沖縄戦の「降伏調印式」が執り行われています。
 今回は、これまでに行った企画展の「沖縄市の沖縄戦」や「コザ孤児院」での展示資料を選別して、再展示いたします。
 沖縄市の沖縄戦の特徴、学童疎開、市内の戦災状況、難民(住民)収容所、コザ孤児院と慰霊祭等、沖縄戦がもたらした様ざまな状況を展示いたします。市民の皆さまをはじめ、多くの方々に見ていただき、あらためて戦争とは何かを考え、平和を希求する機会になればと願っております。