沖縄市戦後文化資料展示室「ヒストリート」では、この度「平成27年度 新収蔵品展」を開催する運びとなりました。
平成17年9月7日に開室したヒストリートは昨年9月、開室から満10周年を迎えました。平成21年9月7日にオープンしたヒストリートⅡと合わせると15万9千人を越える方々が展示室へ足を運んでくださいました。その間、提供いただいたモノ資料、写真、書籍は約8千点にのぼります。
 今回は、平成26年3月から平成28年2月までに当展示室に寄贈いただいた資料、500点余を紹介いたします。
 コザ市消防団が身に着けていた法被・制帽・略帽、復帰直前にマチヤグヮー(雑貨店)を開こうとした市民が税務署から取得した「酒類販売業免許証」と「煙草販売業許可証」、沖縄市一番街の「アーケード・カラー舗装落成式」のパンフレットなど、本市がたどってきた道のりを様々なモノたちが証言してくれています。
 寄贈資料を広く皆様にご覧いただくことで、生活用具の変遷や自分たちが住む街の歴史などを再認識していただくことができれば幸いです。