「鉄の暴風」と形容された沖縄戦から71年が経ちました。沖縄戦では県民の4人に1人が亡くなりましたが、沖縄市では県のその数値を上回る3人に1人が亡くなっています。また、沖縄戦は数多くの親兄弟のいない戦争孤児をも生み出しました。
 さらに、意外と知られていませんが、沖縄戦の「降伏調印」は本市の字森根(現、嘉手納基地内)で執り行われています。
今回は、これまでに行った企画展「沖縄市の沖縄戦」と「コザ孤児院」の展示資料を選別して、再展示しました。
沖縄市の沖縄戦の特徴、市内の戦災状況、難民(住民)収容所、コザ孤児院と慰霊祭等、沖縄戦がもたらした様ざまな状況を関係者や市民に見ていただき、あらためて戦争とは何かを考え、平和を希求する機会になればと願っております。