沖縄市戦後文化資料展示室「ヒストリート」では、このたび「平成25年度 新収蔵品展」を開催する運びとなりました。平成24年2月から平成26年2月までに当展示室にお寄せいただいた資料450点余りを展示・紹介いたします。
 「ヒストリート」は平成17年9月7日に誕生して以来、早9年目を迎えております。平成21年に企画展示室として開設した「ヒストリートⅡ」を併せますと来室者は12万7人を越え、その間に寄贈いただいた写真、書籍、モノ資料などは約6千点にも及びます。その内容も人々の日常の生活道具や地域活動、祭祀行事に関わるものから、エイサー大会や海邦・若夏国体といったイベントや行政、米軍基地に関わるもの、あるいはコザの音楽文化まで実に様々です。
これらの資料はいずれも今を生きる私たちの姿を示す「歴史の証言者」であり、未来にわたって市民の間で共有されるべき貴重な財産です。「収蔵品展」の展示資料から身近なモノが語る歴史に耳を澄ませ、本市が持つ歴史と文化を再発見していただければ幸いです。