本年は旧コザ市と美里村が合併し、新生「沖縄市」が誕生した1974年4月から、40年を数えます。
 合併時の市の人口は約9万7千人、今年3月1日付けで13万9千人。その間、約4万2千人の伸びで、市長も初代町田宗徳氏から現東門美津子市長まで、10代(5名)を数えました。
 さて、今回の企画展は、「沖縄市40年の横顔」PART1と銘打って、沖縄市が誕生する以前、旧コザ市と美里村時代に焦点をしぼってみました。
 復帰前の軍用地料の受領書、両市村の財政計画書、旧コザ市の国際文化観光都市宣言書といった公文書類や公印、旧庁舎の案内板、両市村職員の制服、市役所の看板、市街図、上水道の量水器、市旗等の物資料に加え、膨大な数の市・村の風景、住民の写真等を配しました。
 昔懐かしい市内の風景と市民の姿。あるいは皆さまの知らない市域の様子や人々の暮らしが展開しているのかも知れません。「沖縄市40年の横顔(スケッチ)」とした所以です。
 温故知新。市制40周年を機に、本市の素晴らしい未来を展望できればと祈念いたします。