【発行年月日】2024/3/29 【発行】沖縄市役所
【ページ数】78頁 【判型】レターサイズ変形 【書籍重量】160g
【価格】¥700 【販売状況】販売中
戦後沖縄料理の代表格の一つにまでなったオキナワンタコス・タコライスの成立を、料理人と消費者(地元住民・米兵)のすがたを追いつつ、「ハイブリッド文化」の視点から考察する。また、「ローカルレポート」では、明道自治会寄贈の戦後資料から、1946年戦後復興期の地域と人びとを描く。英文資料紹介では、米軍による飲食営業許可制度「Aサイン」の運用を実際の米軍文書から解説。
●巻頭写真(瑞慶覧ロウワー・プラザ住宅地区)
●都市の記憶(1950年代・センター通り、1964年・琉米親善コザまつり、
       中の町入口、園田交差点に設置された押しボタン式信号、
       市制十五周年記念コザまつり、宅地化が進む室川、
       アーケード設置前の商店街、
       センター通りから中央パークアベニューへ、
       嘉間良の通りとコザボウリングセンター)
●寄稿論文/戦後沖縄における食文化の混淆化過程に関する研究
      ―タコライスの創出と定着を事例にー/深津萌花
●戦後文化を考える/恩河尚
●ローカルレポート/明道自治会戦後資料にみる戦後復興期の地域と人びと
●英文史料/「STANDING OPERATING PROCEDURE FOR ESTABLISHMENTS
       CONTROL BRANCH」にみる米軍のAサイン運用(英和対訳)
●『沖縄市史』発刊資料の紹介
●KOZAの横顔(スケッチ)(仲宗根澄)
●編集工房・巻末写真
 (夜間に特別開館する沖縄市戦後文化資料展示館ヒストリート)