本日より「今日から、明日から。」と題し、企画展を開催いたします。
 本企画展は、戦前から戦後にいたる市民生活の移り変わりをみながら「沖縄市」の歴史・都市個性をとらえ、本市の「今日」、そして「明日から」を考える内容としました。
 戦前期のコーナーでは、農村風景を語るヤマムムや製塩等、本市を代表する特産物を対象にしながら、トーフバク・ンムクジシリー等の民具、1960年代まで行われていた「洗骨」の文化、「ウマチー」(稲や麦の祭り)等の祭祀文化、そして旧集落を俯瞰した地図資料等を展示しています。
戦後のコーナーでは、「基地のまち」と形容された本市の町並みや生活文化、基地やダムに消えた集落とその住民らが築き上げた「きょうゆう会」、マチヤグヮー・市場の様子とそこに並んでいた懐かしい商品、交通変更など、戦後の市民生活の変化等にスポットを充ててみました。
 市民の皆さまにおかれましては、ぜひ一度は「ヒストリート」に足を運んでいただき、本市の歴史にふれ未来を展望する場・機会を設けられていただきますよう、ご案内申し上げます。