昭和49(1974)年4月1日、旧コザ市と旧美里村が合併し、新生「沖縄市」が誕生しました。そして今年、本市は市制施行50周年を迎えます。合併時は約9万7000人だった市の人口は、50年間で4万4000余人も増え、今年4月1日現在で14万1886人(男性:6万8823人、女性7万3063人)に伸びました。市長も初代の町田宗徳氏から現職の桑江朝千夫まで13代(6人)を数えます。
本市では今年度、市制施行50周年にあたりさまざまな記念催事が予定されており、ヒストリートにおいては関連イベントとして、特別企画展「沖縄市のあゆみ」を開催いたします。本展はPart1からPart3までの3回構成であり、テーマや展示資料を変えながら、本市の多面的なすがたをとらえてみたいと思います。
第3弾のテーマは「沖縄市誕生 その後」です。戦後の復興から日本復帰を経て沖縄市誕生に至るまでの本市のあゆみを振り返ります。そして、コザ市・美里村時代からの現在に至るまでの様ざまな変化・移り変わりを、テーマごとにコーナーを設けて紹介しております。また今年は、1964(昭和39)年から沖縄戦を通じて交流があった大阪府豊中市と74年11月に「兄弟都市宣言」に調印して50年となりますが、交流のきっかけと経緯について触れており、その他の姉妹都市も紹介しております。
市民の皆さまが、本企画展を通して本市のあゆみを振り返り、新たな未来輝く沖縄市を展望いただければ幸いです。