この度、沖縄市戦後文化資料展示館「ヒストリート」では、「平成30年度 新収蔵品展 『沖縄市へのおくりもの』」を開催いたします。
 昨年8月、コザゲート通りに移転オープンしたヒストリートは、2月末までの約半年間で、1万2847人の人々が足を運んでくださいました。嘉手納空軍基地のゲートに近いこともあり、国外からの来館者の姿も多く見受けられます。
 今回の新収蔵品展は、平成28年3月から平成31年2月までに当展示館に寄贈していただいた資料を厳選し、200点余を紹介いたします。
 「基地の街ならではの商売」のひとつである刺繍製品、復帰前に生産された沖縄煙草や清涼飲料、琉球政府と刻まれた図根点のコンクリート標柱、1968年に全国各地を巡った沖縄の人形劇人代表への各地の人形劇団体からのあたたかい激励の寄せ書き、復帰・海洋博・730(ナナサンマル)・海邦国体の資料など、本市をはじめ沖縄がたどってきた道のりを様々なモノたちが証言してくれています。
 寄贈資料を広く皆様にご覧いただくことで、戦後の沖縄を知る機会になれば幸いです。
 最後になりましたが、資料を寄贈していただいた方々へ深く感謝申し上げるとともに、さらなるご指導・ご協力をお願い申し上げます。